毎年恒例のお泊り保育。県北にあります「なす高原自然の家」を利用します。 お泊り保育メインの活動の一つに茶臼岳登山があります。本当は頂上まで挑戦したいところではありますが、引率の先生数人程度なので、岩肌が厳しくなるところまで、子ども達の足で登りきります。 普段の生活で遊んだり、遠足に出掛けたりする場所では体験できない岩と石と砂だけの山。何度も滑り落ちそうになりますが、その度に自分で工夫するようになります。転んでも手足など体全身を使って、転げ落ちないようにしたり、お尻を付けながら、恐る恐る一歩ずつ進んでみたり・・・。子ども達も必死で歩きます。 途中で、お母さんの愛情一杯のおにぎりやサンドウィッチを食べて、エネルギーチャージします。子ども達の方がもっと上に行きたいと頑張ります。先生達も子ども達の頑張りに背中を押してもらっています。 今年はガスがかかって、一面真っ白。2メートル先のお友達が全く見えません。みんなで「ファイトファイト」「こっちだよ」「ヤッホー」と声をかけながら、声を頼りに進みました。 子ども達一人ひとりの成長を感じる二日間となりました。